ミライズの開発環境・ツール
20年以上のシステム開発で培った、実際に使っているツールや開発環境をご紹介します。
効率的な開発とお客様への価値提供を重視した選択です。
Workstation
Windows PC（ハイスペック構成）+ MacBook Pro
メインマシンは13th Gen Intel Core i9-13900KF（3.00GHz）、RAM 64GB、 NVIDIA GeForce RTX 3070搭載のWindows 11 Pro。 開発だけでなく、Excelなどの資料編集時にWindows環境が必須。 クライアントから送られてくるマクロ付きExcelファイルの整合性も考慮して、 Windowsをメインに選択。MacBook Proはサブ機として活用。
4K 27インチ デュアルモニター + タブレット
縦置きと横置きの4K 27インチモニターを2枚、さらにタブレットを活用。 縦モニターは主にブラウザの3段重ねで使用 - 開発中のサイト、参考サイト、 ドキュメントを同時に表示。横モニターはコードエディタとターミナル。 タブレットはSlackやメール確認用。追加で上部に横モニターが欲しいと思うほど、 画面は多いほど効率的。マルチタスクが捗ります。
東プレ REALFORCE 91UG-S（3代目）
静電容量無接点方式の高級キーボード。もう3代目になるほどの愛用品。 最初のベンチャーで先輩から教えてもらって買ったのが初REALFORCEで、 そこから現在まで3つしか買っていないほど耐久性も抜群。 30gのキー荷重が至高すぎて、長時間のコーディングでも全く疲れません。 一度使うと他のキーボードには戻れません。
Logicool MX Master 3S
精密な作業に欠かせない高機能マウス。スクロールホイールが滑らかで、 横スクロールも可能。複数デバイス間の切り替えも簡単で、 Windows・Mac両方で快適に使用できます。
Development Tools
JetBrains製品全般（言語別に使い分け）
基本的に使う言語専用のIDEを選択 - PHPならPhpStorm、JavaならIntelliJ IDEA、 JavaScriptならWebStorm。全部Ultimateでできるけど、あえて専用IDEを使用。 各言語に特化した機能や設定が最適化されていて、補完やリファクタリングの 精度が違います。DataGripはDB操作専用。この使い分けが開発効率の秘訣。
WSL2 + Ubuntu
Windows上でLinux環境を実現。基本的にUbuntuを使用。 本番環境のほとんどがLinuxなので、開発環境も合わせることで 「開発では動いたのに本番で動かない」問題を回避。 PowerShellとLinuxコマンドの両方が使えて、ファイルシステムも シームレスに共有できる。Docker DesktopとWSL2の連携も完璧。
Stoplight Studio
OpenAPI（Swagger）仕様のAPI設計・ドキュメント作成ツール。 視覚的にAPIを設計でき、モックサーバーも自動生成。 フロントエンドとバックエンドの認識合わせに重宝しています。
JetBrains DataGrip + Navicat
データベース管理はJetBrains DataGripをメインに、Navicatも併用。 複雑なクエリの作成やデータベース設計の可視化、 バックアップ・リストアなど、データベース関連の作業を効率化。
Docker Compose
「もうDocker Composeなしでは開発できない」というほど必須のツール。 開発環境の統一、依存関係の管理、本番環境との差異を最小化。 yml一つで環境構築が完了するのは本当に便利。
Infrastructure
AWS (メインクラウド)
EC2、RDS、S3、CloudFront、Route53など幅広く活用。 特にインフラのコード化（IaC）でTerraformと組み合わせて使用。 スケーラビリティとコストのバランスを考えた構成を心がけています。
GitHub
バージョン管理は完全にGitHub一択。昔はBitbucketも使っていましたが、 今はGitHub Actions、Copilot、Packagesなどエコシステムが充実。 プライベートリポジトリも無料で使えるようになって完全移行。
AWS (CDN・DNS)
CloudFrontでCDN、Route53でDNS管理。 AWSで統一することで管理が楽になり、レイテンシも最小化。 SSL証明書もACM（AWS Certificate Manager）で無料・自動更新。
Design & Productivity
Figma / Adobe XD
デザインカンプの確認やUI/UXの検討に使用。 開発者ツールでCSSも確認できるので、デザイナーとの連携がスムーズ。 コンポーネント化されたデザインシステムの確認にも便利。
プロジェクト管理ツール募集中
現在、効率的なプロジェクト管理ツールを探しています。 タスク管理、進捗管理、ドキュメント管理が一元化できる おすすめのツールがあれば、ぜひ教えてください！
Slack / Microsoft Teams など
クライアントに合わせて各種コミュニケーションツールを使用。 通知設定とチャンネル整理で情報の見落としを防ぎ、 非同期コミュニケーションで効率的に作業を進めています。
1Password（圧倒的推奨）
パスワード管理は1Password一択。チーム共有機能も優秀で、 SSH鍵、APIキー、秘密の質問まで安全に管理。 2要素認証のワンタイムパスワードも一元管理できて最高です。
開発スタイルについて
鉄は熱いうちに打て： だらだらやるのは好きではありません。 課題が明確になったら素早く実装し、フィードバックを早期に得ることを重視。 スピード感を持って開発することで、プロジェクトの勢いを保ちます。
環境構築の自動化： Docker Composeによる環境構築の自動化は必須。 新メンバーが参加してもすぐに開発を始められる環境を整備。 「環境構築で1日潰れた」という無駄な時間を削減。
適材適所のツール選択： Windows、Mac、Linuxそれぞれの強みを活かし、 プロジェクトに最適なツールを選択。宗教戦争には参加せず、 実用性を最優先に考えます。
継続的な効率化： JetBrains製品の強力な機能を活用し、 コーディング効率を最大化。リファクタリング、テスト、デバッグを 統合環境で行うことで、品質と速度を両立。